聴覚障害

  • 2019.11.17 Sunday
  • 21:35

新聞記事より。

 

『 江戸時代に土生玄碩という眼科医がいた。金銭欲が少々強かったとも伝わるが、腕は

 確か。西洋医術を進んで学び、将軍家に仕えるほど評判は高かった。

  長崎から医師のシーボルトが江戸に入った際は、宿を訪ねて最新医療の教えを請うて

 いる。謝礼として、将軍から下賜された紋付きの羽織さえも差し出したという。

  後年、シーボルトが帰国する時、荷を積んだ船が難破した。中から国外持ち出し禁止

 の日本地図などが見つかり、関係者は厳罰を受ける。例の羽織も発見されて土生も連座

 した。国禁の大罪を犯しながら後に復権を許されたのも、卓越した技量の故だろう。

  当時来日した西洋人は、目を病む人の多さに驚いたそうだ。土ぼこりが昼夜舞い、衛

 生状態も悪かった。神社のたまり水で多くの人が洗眼して治療を祈願したため、逆に広

 がったともいわれている。

  現代は目に代わって耳の病気の広がりが心配されている。スマートフォンなどで長時

 間、大音量の音楽を聴き続けることで起きる聴覚障害だ。世界保健機関(WHO)は、

 世界の若者(12〜35歳)の半数に相当する11億人に難聴の危険性が高い、と警告

 する。

  好きな音楽で1人だけの世界に浸る楽しさは分かる。けれど、「一度失った聴力は戻

 らない」との指摘は重い。もっと気掛かりなのは、そもそも当の若者はこの警鐘を知っ

 ているのか、ということ。耳目を集めるニュースなのに。』

 

メリットだけではなく、デメリットにも目を向けることはとても大切です。

そして、それを子どもたちに伝えることも大人たちの大切な役割です。

 

 

 

《幼児体育教室 春涼香(HaRiKa)》ホームページ
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